よくある質問
工務店について
1. 工務店はどこがいいんですか?
自分たちの好みを押し付けずにお客様の求めることを達成してくれる工務店が一番と思います。
2. どのような工事が良い工事なのですか。
目的を達成している工事です。目的が美観の保持なら、美観を保てている、目的が建造物の保護なら、保護ができているということです。
3. 御社はどのような工務店なのですか?
工務店というのは、建設、土木、建築、住宅、不動産に生じるさまざまなニーズに答える会社です。その中でも、壊れた、腐った、さびた、はげた、カビたなど、痛んだ建物を直すことが得意な工務店です。
4.御社はペンキ屋ですか?
ペンキの売上が多いというだけで、基本は工務店なので、大工と左官です。
新築とリフォーム
1.木材は何がいいのかな。
どの木材でも、一般に建築用として流通しているものでしたら、問題ありません。けれども、ヒノキ、ケヤキ、ヒバを使ったおうちは多少値段がします。
2.外断熱と内断熱ってどっちがいいのかな。
鉄骨は外断熱です。木造でもどっちでも同じです。断熱性能にこだわるなら、ガラスにこだわってください。室内の熱の半分以上はガラスから来ます。 北海道のように二重窓にするか(インプラス)ガラスの性能を高めるか(スペーシア)カーテンにこだわるかです。
3.有名な設計士に頼んで施工してもらいたいのです。
設計士は自分で施工はしませんので、施工は私たちがやります。何社か見積もりをとって、当社がいいと思ったらまかせてください。
4.○○工務店は100年住宅といってますよ。
ただ、その会社は100年持つのでしょうか。
5. リフォーム会社のチラシに乗っている工事半額セールをどう思いますか。
最初からその会社はもともとその値段だったのではないですか。
6. 古い家ですが、立替えかリフォームか迷っています。
立替えたほうが、資産価値はあります。「新築同様にリフォームしすればいい」という判断もありますが、配管などに問題がでてきます。
屋根と防水
1. 屋根は寿命が30年というのは本当ですか?
瓦、カラーベストは下の防水シートが劣化してしまうことがおおいです。瓦、カラーベストは熱、日光、風などから屋根を守るもので、完全に雨の進入を防ぐことはできません、雨水というものは、瓦、カラーベストなどの屋根材で防いでいるのではなく、防水シートで防いでいるのです。
2. 瓦は地震に弱いのですか?
はい。日本人の感性には瓦が一番とか、瓦ばかりでなくカラーベストの家も地震で倒壊しているはずだとか、しっかりした構造計算をすれば、瓦は地震も大丈夫という説明をしている団体もあります。
しかし、熊本城のように地震の時に庭になだれのように瓦が落ちて、建物を守るタイプの拭き方の家と、地震の時に庭に落ちないように、しっかり屋根にとめる拭き方の家があります。
一般家庭はどちらかというと、しっかり屋根にとめる拭き方の家が多いようです。その場合、熊本地震のときの一般の人のおうちのように、1Fがくしゃっとつぶれてしまうことがあります。
3. 屋根材はランクがあるのですか?
デザイン性があがると多少お値段がするようになります。色は黒が圧倒的に人気で、次にこげ茶色、赤茶色の十番です。
4.防水ルーフィングはどのような会社があるのですか。
田島ルーフィングが大手です。
5. トヨの手入れ周期は?
30年で交換です。トヨがつまったら、そのつど業者をよんで掃除させてください。
6. 防水が心配なのですが?
軽量鉄骨の家やベランダは十年に一度防水の張りなおしが必要です。
壁
1. ペンキは何年ごとの塗り替えがいいですか?
8年から10年周期での塗り替えをおすすめしています。
2. 壁でおすすめの色は?
白にちょっと黄色や赤が入っている色が人気です。
3. ペンキの見分け方は?
ホームセンターでうっているペンキと塗料屋でうっているペンキ(危険物)があります。
4.○○塗装は20年持つペンキを塗るっていってたよ。
ガイナやフッソなど超耐久塗料を検討している方に多いですが、モルタル部分やサイディング部分は20年塗装持つっかもしれません。しかし、鉄部と木部は塗ってくれないのではないですか?
おそらく下地に木部用シーラー、ファインデクロ、ミッチャクロンという塗料をつかって、ファインウレタンで仕上げると思います。モルタル部分とサイディング部分の塗装が20年もっても結局鉄部と木部のために10年目に途中で足場組んで塗り替えです。
5、なんでペンキはうすめるの?そのまま塗ればいいじゃない。
ペンキは出荷されるときに、とんかつソースをさらに濃くしたくらいのかなりドロっとした状態できます。(濃いのを薄めることはできても、薄いのを濃くはできないため)この状態で塗る塗装工もいますが、ほとんどの塗装工は塗りやすくするために薄めるのです。塗装工の塗りやすさ(とんかつソースと中濃ソースの間で人によって塗りやすい濃さが違う)によってシンナーを入れて調整します。
この割合に関しては、個人の経験にまかせております。ちなみにちゃんとシンナーの割合はかっていれてますという業者はウソついています。車の塗料の場合はNK2カップもしくは機械で正確にシンナーの割合をはかり、データもたくさん出ておりますが住宅の塗料はそうなっておりません。日本ペイントに電話しても「車の塗料はデータはありますが、住宅に関してはそういうデータはありません。みなさん、ご自身で調整なさっています。」との答えです。
6. ご近所のペンキに詳しい○○さんは自動車のペンキを塗ってくれるっていったよ。○○さんは元自動車整備工だし、自動車のペンキは色あせないでずっと長持ちするから安心だよね?
住宅は三回塗り(下塗り→中塗り→上塗り、ローラーと刷毛で屋外で施工)ですが、車は四回塗り(下塗り→中塗り→上塗り→クリヤー、工場内でスプレーで施工)で一回塗るたびに焼付けをして合計四回焼付けします。
その元自動車整備工の○○さんはスプレーがご近所にとばないように住宅に自動車塗装なみのものすごいマスキングをした上に住宅を四回も焼くのですか? それを建築塗装と同じ料金でやっていただけるならとてもお得だと思います。
7、○○鉄工所がうちの鉄のベランダとトタン屋根ぬってくれるって。○○鉄工所は鉄のプロだから安心だよね。
あくまで○○鉄工所は鉄のプロであって、一般住宅の塗装のプロではありません。。鉄工所は痛んだベランダの溶接はうまいと思います。ただ、鉄筋工、溶接工と塗装工は全く別物なのです。
塗料で鉄筋工、溶接工の間では知名度があるけど、一般住宅向けの塗装工は知らない塗料(ローバルなど)を持ってきて、次の塗装屋が何をぬればいいかわからなくて困ることがあります。また、「このサビがかっこいいんです。」などと独自の価値観を持っている方もおり、(橋などサビだらけの構造物を普段から見ているので、美観に対する感覚がおうちのご主人様と異なる)そういう方は塗装がはがれてきても、「そういうんもんです。そのはがれやそこからのサビを楽しんでください。」という人もいます。その鉄工所さんが一般住宅向けの技術と価値観をもっているかしっかり確認してください。
8.ネットだと398000円で25坪の家塗り替えるっていう業者もあるよ。
本当にその価格で正当な施工ができると思うなら、頼んでみてください。ちなみにその価格でできるなら、その会社のほうが社会の役に立っていると思うので当社は解散します。
9.大手リフォーム会社から現在のサイディングの上にサイディングの上張りをすすめられました。
壁は新築のときの設計の段階で、サイディング二枚を前提にした設計を行っていません。古いサイディーングをはがして新しいサイディングをはる工法かモルタル打ち直しをおすすめします。また、雨漏りは7割が壁からという統計もあります。中の防水シートの断裂と木部の腐食の点検ができることに価値があります。
内装と設備
1. クロスの張替えに興味があります。
クロスだけ張り替える場合と、下のボードまではりかえる場合があります。詳しくは内装のページをごらんください。特にインターネットの業者はクロスの張替えの価格だけのせていて、いざ呼ぶと、「これボードもはりかえないとダメですね」と高い値段いってくる会社があるので注意です。
2、京壁ってやっぱ高いんですよね。
別にクロスの張替えとかわらないです。素人相手だと思ってぼったくる業者が多いだけです。
3.システムキッチンはアルミとホーローのどっちがいいの?
アルミは壊れても溶接で直せます。ホーローは直せませんが、磁石がつくので、料理メモをあちこちにはれます。ただ、システムキッチンが壊れるというのはよっぽどのことがないとないので、展示場をめぐって、お客様がいいなと思うのを選んでください。